前回のお話は、如何だったでしょうか。

 

会話編は3部構成になっているので、宜しかったら初めの記事から読んで頂ければ幸いです。

 

面接対策・会話編・EP1

面接対策・会話編・EP2

 

今回は前回の続きで面接対策、面接担当者が④役員、偉い人系の場合について書かせて頂きます。

 

偉い人って誰?ということですが、最終面接に登場する人とか、一番強い人事権限を持っている人とか、社長さんとかですね。

 

これまた、会社の規模が大きければ大きいほど社長は出てこないですね。

 

繰り返しになりますが、私の場合はターゲットが中小零細企業になるので、社長さんに会う機会もそこそこあります。

 

ここでいつもの?パターン分けをします。

 

④-A、偉い人単独(一人)の場合

 

④-B、偉い人と配属先管理部門のトップ

 

④-C、集団の中に偉い人も同席。

 

私の経験上は、この3つのパターンがありました。

 

それではまずAの偉い人単独(一人)の場合について、書いていきます。

 

結論が先になっちゃいますが、「まな板の鯉」な感じですね。これは精神的に緊張してとかではなくて、面接対応戦略としてという意味です。

特に中小零細企業の偉い人は、権力が絶大です。全員が「そう」とはもちろんいいません。でも、明らかにそういう傾向は強いと思います。

 

権力が絶大だと責任も重大ですね。と言いたいところですが、だいたいその逆でしたね。責任はとらないんだ、と思われるような面接内容が多かったです。

 

権力は腐敗する。by ジョン・アクトン

 

面接って、面接官の方も後々責任問題に発展する可能性がありますよね。何でUNJobHopperなんて採用したんだ!全然使えないじゃないか!あらあら残念。面接官は審査するわけですから、それなりに責任が発生すると思われます。

 

ここで偉い人だと責任が発生しないんでしょうか。本当はあるのでしょうけど、後で追求されないんでしょうか。

 

私の経験上の感想は、面接する時は偉い人の気分次第なの?って感じでした。準備もあまりされていない場合が多かった気がします。

 

そう、面接する本人が準備していない分けですから、こちらが内容を想定できるはずもない。ということです。

 

ある時は雑談のようだったり、ある時は身の上話のようだったり、ある時は今日のお天気だったり…。あえていうなら私の人となりの最終確認でしょうか。なので、私としては「自然に臨む。」これだけですね。

 

たまたまかもしれないですが、私の経験上は個性が強い人が多かったような気がします。そう、個性が強くて責任もない。何を話し出すかわからない。

 

エージェントさん経由で案件を紹介してもらって一次面接通過、手応えバッチリ。

 

二次面接通過さらに手応えバッチリ。これなら内定行けそうだ!社長面接で不通過。

 

え~っ!?エージェントさんにたまたま、社長と相性が悪かったんですかね~?なんて言われました。こんなことも数回ありました。はい。

 

一応、釈明させて頂きますが内定もある程度もらってる経験はありますよ。だって私、UNJobHopperですから。残念!。ちょっと古いですかね?

 

何が言いたいかといえば、最終面接で落ちた場合はあまり深刻にならないで気持ちを切り替えた方がいいということです。

 

それでは、次にBの偉い人と配属先管理部門のトップの場合について、書いていきます。

 

私の経験上、これは社長と事業部長とか役員と部長とか、そういう組み合わせです。こういう場合の私の対応はこれまた前回記事の「会話編#2」の「②-A」「あなたを、後輩メンバーとして迎えて、OJTをする人の場合」とほぼ、同じ対応をします。

 

組織の上に行けば行くほどあなたに対して、一番気になるのは会社に対しての従順度。相手は経営側の幹部です。あなたは上命下服の規律をしっかり守れるか。指示通りに動けるか?を面接官は見ると思われます。

 

「②-A」と本質的な部分は違いますが、求められる内容は一緒だと思います。

 

したがって、自分を積極的に売り込むよりは、相手の話を静かに一通り聞く。途中で質問とかを挟まない聞き上手になることが有効だと思われます。(会話編#2の記事のコピペです。)

 

そして、③集団の中に偉い人も同席の場合について書いていきます。

 

私の経験談ですが、一次面接で面接官全員登場ということがありました。そう「会話編#2」の①~④全員です。

 

④の偉い人は社長でした。④-Bの場合を除いて組織のピラミッドの階層が混ざっている人々が同席している場合は、五月雨式に回答するしかありません。だって、聞きたいことがみんなバラバラなんですから。

 

面接官が増えれば増えるほど、こちらから会話を組み立てることができなくなります。話す相手が色々な人なので、的が絞れないですよね。時の流れに身をまかせ(by テレサ・テン)その場の色に染められて下さい。

 

あぁ。またまた、失礼しました。そもそも、あんまり多数の面接官が同席するのは、如何なものでしょうか。と私は思います。

 

会社側が1回の面接でスッキリ結論を出したいんですかね~。それにしてもいきなり全員集合は、UNJobHopperの私でも、こちらから棄権したくなりますよ。まあ~稀なケースだったと思いますよ。はい。

 

面接対策・会話編は如何でしたでしょうか?

 

なんだかんだ言っても結局のところ、面接は相当慣れが必要だと思います。私も慣れないうちは、緊張して全然喋れませんでした。

 

今は緊張しなくて喋りすぎてしまって、終わった後に後悔することもよくあります。(反省)

 

何事もそうかもしれませんが、やりすぎはよくないですね。でも、ある程度は場数を踏んでおかないと思い通りにできなかった時、後悔します。

 

面接は何度落ちてもノーリスクです。あまり落ちすぎると精神的に参りますが経験値は間違いなく上がっていきます。

 

近時は転職フェアとかで色んな企業の担当者と直接話ができる機会も多くなりましたよね。入社を希望したい企業が参加してなくても、面接の練習と割り切って参加するのもよいかもしれません。

 

5回にわたって面接をテーマに書かせて頂きました。少しでも参考にして頂けたら幸いです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。