ここでは、転職サイトから受信したスカウトメールについて、体験談を書きたいと思います。
転職サイトに登録すると、早々にスカウトメールが来ます。営業系やタクシー系は、登録すると漏れなくスカウトが来ます。
私はIT系なので、何でその職種なの?って思いますが、お約束みたいなものですね。
興味のないスカウトは基本的にそのまま放置しています。転職サイト内のヘルプにも書いてあると思いますが、放置で全く問題ありません。
それでは、三大大手のスカウトメールについて、体験談を書かせて頂きます。転職サイトによって、スカウトの種類が違っていたり、企業側のあなたに対する期待度が測れたり、スカウトに対応する選択肢が違ったりします。
Contents
リクナビNEXT
応募する前に質問できるのはありがたい。しかし、質問しても普通に無視されることもあるので、ある意味企業側のあなたに対する熱意も測れるかもしれないです。
■転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー(旧・企業からのプライベートオファー)
あなたが公開しているスカウトレジュメを見た企業から届くオファーです。返信すると書類選考免除で企業の面接が受けられる可能性が高いです。
私も稀に頂きますが、応募して普通に書類選考に落ちたりします。書類で落とすなら、オファーしないでよ~。と思っちゃいますよね。
しかしながら、オファーの中では最上級ですので、こちらの期待度は「高」です。
■転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー(旧・提携エージェントからのプライベートオファー)
あなたが公開しているスカウトレジュメを見た提携エージェントから届く個別面談のオファーです。エージェントが、あなたに求人を紹介したいと申込をしてくる感じです。この場合必ず求人案件とセットでオファーが来ます。返信すると提携エージェントとの面談で、紹介された求人の応募に向けて詳しい説明が受けられます。
基本的に弱小エージェントがどっさりいるので注意が必要です。オファーが来たらエージェントの実績や規模を確認しましょう。オファーとセットで紹介される求人は凄い良質な案件?になっている場合が多いです。冷やかしとまでは言えませんが、とんでもない一流企業の案件を平気で紹介してくる場合があるので、本気なのか?と思っちゃいます。
エージェント側としては、うちは良質な案件を持っていて紹介できますよ。という宣伝だと思います。弱小エージェントの期待度は「激低」です。
私も実際に一流企業に応募しましたよ。もちろん、全戦全敗でしたね。私が受かるはずもない。ただし、案件を選ばなくて待遇も会社も何でもいいなら、期待度は「激高」です。何故ならエージェントは無理やり転職させようとします。弱小エージェントの場合はブラックでもグレーでも何でも紹介してくれます。
言葉を選ばなければ、あなたは高額な売上です。私も活動当初に何社か登録してしまいましたが、求人を1社も紹介してもらえなかったり、応募した会社の合否の連絡がなかったりしたことも普通にありました。
管理がずさんなエージェントは沢山あるので注意が必要です。
■求人掲載企業からのオファー(旧・興味通知オファー)
あなたが公開している情報に興味をもった企業からのアプローチです。
「興味がある」と返信しておくと、企業が正式にオファーをしたいと思った場合に面接や説明会の案内が届きます。そこそこあなたのプロフィールを見て、だれぞと分かって送信されていますので、こちらの期待度は「中」です。
これもオファーをしてくるわけだから、応募すれば書類ぐらい通るだろうと思うと、普通に落ちたりします。なんでやねん!(怒)
■求人掲載企業からのオファー(旧・オープンオファー)
掲載中の求人・説明会をお知らせする告知情報です。
企業が設定した検索条件とあなたの登録した情報(職種や勤務地など)が合致した場合に送られます。応募すると改めて書類選考が行われます。
条件にマッチした不特定多数に、一斉配信。この条件が曲者で、年齢制限とか平気で無視して配信されるので、オファーだと思わないほうがいいです。求人内容を確認すると、全然、自分に関係なかったりするので、とても不快になります。
もうひとつ、ここに書くまでもないですが、自分で求人を探して求人内容を確認すると、その求人案件会社から、漏れなくオープンオファーが届きます。自動返信機能ですね。
自分で内容を確認しているので改めてオファーをもらっても…。自分で見つけて調べた求人なので、どうなんでしょうね。オファーしている企業側は、自動オファーなのであなたの存在を認識していません。
こちらの期待度は「あなたはうちの求人見ましたよね」という、企業側の「リマインド」ですね。
リクナビNEXT・まとめ
あくまで個人的な経験からのお話なので、参考程度にしてください。だいぶオファーの形態が変わってしまったので、分かりにくくなった印象が強いです。
基本的には企業からのプライベートオファー以外はそれほど熱くない(期待度は高くない)。弱小エージェントはリスクが高いというのがポイントだと思います。
DODA
スカウトをもらっても、企業側に質問や問い合わせができないのがかなり痛い。大手には珍しく基本スカウトは「シークレット」と「通常」の2種類しかない。企業側がお手軽なのか、同一企業から何度でもスカウトが来る。元々種類が2つしかないので、募集企業側が工夫して、メッセージのタイトルに「面接確約」や「面接保証」等、キーワードを利用して送信している。
■シークレットスカウト(受信者のみ閲覧できる限定求人)
送信側の企業が通常のスカウトよりもより強めに差別化していると思われますが、あまり特別な感じは受けない。こちらの期待度は「低」。こちら側の個人を認識して送信しているようには思えない場合が多いです。
■スカウトメール(通常)
基本のスカウトは全てこの形式で送信されてしまうので、条件にマッチしているだけなのか、プロフィールを精読して期待を持ってもらえたのか、全く判別ができない。
さらに、受取ったスカウトに対してこちらから質問するシステムが存在しないので尚更相手企業の熱意が全く分からないまま、応募の可否を決めなければならない。
「社長からのメッセージです」とか、「取締役の○○です。」「是非一度お会いして、お話を…」なんて書かれていて応募してみたら書類不通過だったり、書類が通ったので面接に行ってみたら、面接で「何しに来たんですか?」みたいな対応されて、全然あなたに興味ありませんけど…という面接を受けた経験は相当あります。
ある程度は会社側がどれだけ熱意があるのか、自分に興味があるのか知りたいものです。したがって、期待度は「不明」です。
DODA・まとめ
事前に企業とメールのやりとりができないのが残念。受信者限定の求人もありますが、リクナビNEXTのプライベートオファーよりは弱い印象。スカウトメールの本数はダントツに多いので、ある程度は自分で企業側の情報を収集した方がいいかも。
マイナビ転職
マイナビもだいぶリニューアルされてしまって形式が変わってしまいました。サイト内のヘルプを見ると「プレミアム特典」や「スカウト特典」という記載がありましたが、受け取る側は「書類選考免除」や「面接保証」などのマークで判断する感じだと思います。
以下の内容は以前に私が受け取ったスカウトメールの形式です。最近の傾向としては、スカウトメッセージの表題(タイトル)部分に「特別オファー」や「ヘッドハント」などの文言が書いてある場合が多いようです。ただし、これも私の経験によるものなので参考程度にしてください。
■特別オファー
あなたが公開しているWEB履歴書を企業が閲覧し、求人に応募してもらいたい人材に送信する特別なメッセージです。求人情報や説明会の案内などが企業から届きます。「面接保証」マークがついたメッセージを受け取った場合は、書類選考が免除されます。
「即戦力としてあなたの経験・スキルに期待」「面接保証」の2つのマークがついていたり、何もマークがなかったりするので、企業側の熱意や自分に対する期待度が測れると思います。
これは、素直にこちらの期待度は「高」ですね。
■気になるメール
あなたが登録した経験職種や希望条件などが、求める人材の条件に合致した場合に、企業が求人情報や説明会案内などをお知らせするメールです。
受取る側としては、「求人告知メール」との違いがよく分からない。「求人告知メール」よりは、条件を絞り込んでいるという程度と推察されるが、「求人告知メール」と差別化する意味が受信側からは感じられない。期待度は「不明」ですね。
■求人告知メール
あなたに興味を持った企業が送信する応募のご案内メールです。「気になるメール」との違いが分かりにくいが、要するに一番期待度が低いということですね。何らかの条件がマッチした人にDMとして送信してると思われます。
マイナビ・まとめ
いろいろフォーマットを変更しているみたいですが、結局は以前からある「面接保証」などのマークが決め手になると思います。マークは嘘をつかないので、企業側の意思が一番明確なのかもしれないです。
以上が、スカウトメールの種類や、それに伴う解釈を書かせて頂きました。スカウトメールはもらうとやはり嬉しいですが、あんまり適当に送信されると、受取った方は傷ついちゃいますよね~。