今回は求人票にある、学歴について記事を書かせて頂きます。
すいません。今回はあまり有益な情報はご提供できない可能性が高いです。どちらかと言うと、自虐ネタになってしまうと思います。負け犬の遠吠えだとご理解頂ければ幸いです。
前の記事でも微妙に書いていますが、私の学歴は四大卒ではありません。ここから先は、私の都合のいい考えと思われてしまうかもしれないので、不快に思われた方は、速やかに離脱して下さいね。
それでは、書かせて頂きます。
求人票の対象となる方…なんてところに、「学歴」「大卒以上」ドーッン!
一流企業、大手企業、上場企業?まぁ~色々言い方はありますが…。こうなっていますよね。
僭越ながらここで、一発目に言わせて下さい。
アラフィフなんですけど学歴関係ありますか?
「あるんです!」
社会人経験30年くらいあるんですけど…学歴なんですか?
「学歴なんですよ!」
私が優秀だとはいいません、はい。でも、判断するのがまずそこなんですか?
「はい。まずそこなんですよ!」
最近はそれなりの大企業でも、ちらほら「学歴不問」という企業も増えて来ましたが、やはり学歴にこだわりのある企業はた~くさんありますね。
何で、学歴にこだわるんですか?
優秀な人材を採用したいからです。
そう。これを「統計的差別」って言うそうです。
平たく言うと、求人の申込者全員と会うことは現実的にできない。であれば、ある程度対象を絞り込む必要がある。絞り込む基準として、過去に入社している人材を分析する。そして分かりやすい学歴という属性を分析した結果として、統計的差別が生まれる。
超~ざっくり言うと、こんな感じなんですね。
ここで、私のような者が異を唱えると、みなさんドン引きしちゃうと思いますけど…。冒頭の記述で書かせて頂いているので、「負け犬の遠吠え」をさせて頂きますよ。ワオーン。
これって例えば、
「お前幼稚園の時、馬鹿だったじゃん。何でいい大学受かってんの?そんなの認められないよ。」
「何言ってるの?ちゃんと受験勉強して合格したんだから、正当な評価だよ。そんな10年以上も過去のことなんて、関係あるわけないじゃん。」
当たり前の話ですね。入試で合格点を取ったのに、点数(実力)に関係ない理由で不合格になるはずがありません。
一方、
「社会人になって一生懸命働いたり、資格取ったり色々なプロジェクトを成功させたよ。」
「何言ってるの?学歴ないんだから、今の能力や実績なんて認められないよ!」
となってしまうわけです。何かおかしくないですかね?
それと、統計的差別は会社に貢献できそうな人材を採用する為の方法論ですよね。求人の応募が多数の場合、現実的な対応として頷ける部分もあると思います。
しかし、応募が多数ではない、中小企業や零細企業でもけっこうあったりしますよ。はい。
学歴がないと、会社に貢献できないんですかね?
ここで、今回のテーマとちょっとずれてしまいますが、実際にあった話です。とある会社の面接に行った時の話です。
面接担当者の一言。(本気で言ってました、冗談ではないですよ。)
「うちの会社は真面目なので、クールビズじゃないんです。みんなちゃんと、ネクタイしています。」
クールビズは、京都議定書の発効に基づいて、環境省のキャンペーンから生まれたものですよね。真面目とか、不真面目とかの範疇ではないです。
このように本質を明らかに誤解しているのに、堂々と自分は面接官として正しいと思っている人がたくさんいます。いえ、本当に正しい見識のある面接官はごくわずかだと思います。
本題に戻って、統計的差別は正しく運用されているのだろうか?
なんて思っちゃうのは私だけでしょうか?
最後に殆どの人が関係ないと思いますが、ちょっとした小ネタをご紹介します。
「求人票の対象となる方」のところに「学歴不問」、ピカッ!美しい…。
って書いてあったりするじゃないですか。はりきって応募しましたよ。
面接の時ももちろん、学歴について一切話題に上りませんでしたよ。
内定ももらえましたよ。そして入社手続きをしようとしましたよ。
そうしたら総務部の方から、「卒業証明書提出して下さい。」と連絡がありました。
「え~っ」だって「学歴不問」でしょ?
「学歴不問」でも「卒業証明書提出」を要求される場合もある。という小ネタでした。
たまたまかも知れないですが、私の少ない?経験上では他の「学歴不問」案件で「卒業証明書提出」を要求されたことはありませんでした。
今回は、ちょっとつまらない記事でしたかね~?すいません。どっかで言いたかったんですよこのお話。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。